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白萩を押してゆく身のぬくさかな 飯島晴子【季語=白萩(秋)】
白萩を押してゆく身のぬくさかな)飯島晴子 両側から萩が、「押してゆく」だけの量感をもってせりだしてくる狭い道。それは温度感覚で言えばつめたくもあたたかくもないだろうが、強いて言えば包まれている感じは…
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夕焼や答へぬベルを押して立つ 久保ゐの吉【季語=夕焼(夏)】
夕焼や答へぬベルを押して立つ久保ゐの吉)七月が来た。梅雨は…
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除草機を押して出会うてまた別れ 越野孤舟【季語=除草機(夏)】
除草機を押して出会うてまた別れ越野孤舟(こしのこしゅう)(星野立子)…