1. 赤い月にんげんしろき足そらす 富澤赤黄男【季語=月(秋)】

    赤い月にんげんしろき足そらす富澤赤黄男(『魚の骨』) 〈宙に浮く左の脚にキスされたことを死ぬまで覚えていよう 笹岡理絵〉。この歌に出逢ったのは、16年前のこと。『新世紀青春歌人アンソロジー 太陽の舟…

  2. 【連載】新しい短歌をさがして【16】服部崇

    【連載】新しい短歌をさがして【16】服部崇(「心の花」同人)…

  3. 赤ばかり咲いて淋しき牡丹かな 稲畑汀子【季語=牡丹(夏)】

    赤ばかり咲いて淋しき牡丹かな稲畑汀子先週の土曜日、鎌倉虚子…

  4. 【#17】黒色の響き

    【連載】趣味と写真と、ときどき俳句と【#17】黒色の響き青…

  5. かき冰青白赤や混ぜれば黎 堀田季何【季語=かき氷(夏)】

    かき冰青白赤(トリコロール)や混ぜれば黎(くろ)堀田季何太…

おすすめ記事

  1. 「パリ子育て俳句さんぽ」【10月30日配信分】
  2. 数と俳句(二)/小滝肇
  3. 百代の過客しんがりに猫の子も 加藤楸邨【季語=猫の子(春)】
  4. 【春の季語】初花
  5. 秋淋し人の声音のサキソホン 杉本零【季語=秋淋し(秋)】

Pickup記事

  1. 足指に押さへ編む籠夏炉の辺 余村光世【季語=夏炉(夏)】
  2. 「パリ子育て俳句さんぽ」【11月27日配信分】
  3. 【書評】三島広志 第1句集『天職』(角川書店、2020年)
  4. 春ショール靡きやすくて恋ごこち 檜紀代【季語=春ショール(春)】
  5. 露地裏を夜汽車と思ふ金魚かな 攝津幸彦【季語=金魚(夏)】
PAGE TOP