1. 天高し深海の底は永久に闇 中野三允【季語=天高し(秋)】

    天高し深海の底は永久に闇中野三允(『三允句集拾遺・俳遍路』)変な句である。「天」と「深海」なのでわかりやすすぎる取り合わせ。しかも中七下五(正確には字余りの破調。「永久」を「とわ」と読めば中八、「え…

  2. 方舟へ行く一本道の闇上野ちづこ(無季)

    方舟へ行く一本道の闇上野ちづこ(『黄金郷』1990年深夜叢書社)…

  3. こほろぎや女の髪の闇あたたか 竹岡一郎【季語=蟋蟀(秋)】

    こほろぎや女の髪の闇あたたか竹岡一郎(『蜂の巣マシンガン』)…

  4. 眼のなれて闇ほどけゆく白牡丹 桑田和子【季語=白牡丹(夏)】

    眼のなれて闇ほどけゆく白牡丹桑田和子暗闇でだんだんと目は慣…

カテゴリー記事一覧

記事一覧

PAGE TOP