あきざくら

  1. あきざくら咽喉に穴あく情死かな 宇多喜代子【季語=あきざくら(秋)】

    あきざくら咽喉に穴あく情死かな宇多喜代子(『りらの木』) 映画でもドラマでも自刃する時は、喉に短剣を突き立てるシーンが印象に残る。喉に思いっきり刃物を刺しても骨に当たるので、その横を流れる頸動脈を切…

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