いま

  1. 鳥の恋いま白髪となる途中 鳥居真里子【季語=鳥の恋(春)】

    鳥の恋いま白髪となる途中鳥居真里子(『鼬の姉妹』) 鳥の繁殖期は、晩春から夏といわれている。梅雨の頃に燕や鴉の巣を見かけることも多い。だが、梅の咲き始めた2月の暖かい日には、鳩や目白などが睦み合って…

  2. 電車いままつしぐらなり桐の花 星野立子【季語=桐の花(夏)】

    電車いままつしぐらなり桐の花)星野立子『立子句集』走る「電…

  3. 黄沙いまかの楼蘭を発つらむか 藤田湘子【季語=黄沙(春)】

    黄沙いまかの楼蘭を発つらむか藤田湘子(「黒」1987年 角川書店)…

  4. 付喪神いま立ちかへる液雨かな 秦夕美【季語=液雨(冬)】

    付喪神いま立ちかへる液雨かな秦夕美(『現代俳句文庫83 秦夕美句集』)…

  5. 炎天を山梨にいま来てをりて 千原草之【季語=炎天(夏)】

    炎天を山梨にいま来てをりて千原草之(ちはらそうし))暑い、…

  6. 隠岐やいま木の芽をかこむ怒濤かな 加藤楸邨【季語=木の芽(春)】

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