ふと

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    旗のごとなびく冬日をふと見たり高浜虚子いつ読んでもすごい句と思う。存外、言葉のこしらえ方としては力技なのであるが、しかし、するっと読んでしまって幻視させられてしまう感じがある。ぬぼーっとして強靭な句…

  2. 短日のかかるところにふとをりて 清崎敏郎【季語=短日(冬)】

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  3. 雛飾りつゝふと命惜しきかな 星野立子【季語=雛飾る(春)】

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