久保田哲子

  1. 彫り了へし墓抱き起す猫柳 久保田哲子【季語=猫柳(春)】

    彫り了へし墓抱き起す猫柳久保田哲子一読誰しも、石田波郷の《霜の墓抱き起こされしとき見たり》を思い出すだろう。波郷句は、抱き起こされたのは墓なのか作者自身なのかという議論があったことで有名だが、結論と…

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