【新年の季語】三が日

新年の季語(1月)】三が日

正月」のうち、1月1日から1月3日までを「三が日」とよぶ。

「三が日」のうちは、仕事が休みのところが多い。

「三ヶ日」「三ケ日」と書くこともある。


【三が日(上五)】
三ヶ日つかはぬ葱のにほひ来つ 能村登四郎
三ケ日書斎は隠れ部屋めきて 山田弘子
三が日立ちて座りて土恋し 宇多喜代子
三が日木の家に木の音しきり 宇多喜代子

【三が日(中七)】

【三が日(下五)】
なすとなくするともなしに三ケ日 井上井月
こころよき炭火のさまや三ヶ日 飯田蛇笏
机上メモまだ白きまま三ケ日 吉屋信子
父母となり祖父母となりて三が日 中野智子
半分は海を見てゐし三が日 五十嵐義知


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