加藤郁乎

  1. 牡丹ていっくに蕪村ずること二三片 加藤郁乎  

    牡丹ていっくに蕪村ずること二三片)(加藤郁乎『牧歌メロン』1970年本日は加藤郁乎の句を取り上げる。掲句は蕪村の「牡丹散つて打ち重なりぬ二三片」を踏まえたパロディであろう。「蕪村ずる」という動詞化も…

  2. ひめはじめ昔男に腰の物 加藤郁乎【季語=ひめ始(新年)】

    ひめはじめ昔男に腰の物加藤郁乎(『江戸桜』)〈ひめはじめ〉…

  3. 昼顔の見えるひるすぎぽるとがる 加藤郁乎【季語=昼顔(夏)】

    昼顔の見えるひるすぎぽるとがる加藤郁乎この句、17音のうち…

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