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  1. 気が変りやすくて蕪畠にゐる 飯島晴子【季語=蕪(冬)】

    気が変りやすくて蕪畠にゐる)飯島晴子 以前、内界と外界という話で掲句に言及したことがあるが、別の意味でもいかにも晴子らしい句である。それはすなわち、蕪畑の整然とした、そしてひんやりとした空間を基盤に…

  2. ぽつぺんを吹くたび変はる海の色 藺草慶子【季語=ぽつぺん(新年)】

    ぽつぺんを吹くたび変はる海の色藺草慶子(『新版角川俳句大歳時記 新年』)…

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  5. 流氷は嘶きをもて迎ふべし 青山茂根【季語=流氷(春)】

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