1. 襖しめて空蟬を吹きくらすかな 飯島晴子【季語=空蟬(夏)】

    襖しめて空蟬を吹きくらすかな)飯島晴子) 昭和四九年の作。晴子は五三歳。第二句集の『朱田』に収められている。 この句の季語は、「空蝉」で、夏。しかし、この句にはもう一つ季語が入っている。「襖…

おすすめ記事

  1. 【結社推薦句】コンゲツノハイク【2021年3月分】
  2. 【冬の季語】冬林檎
  3. 【冬の季語】聖菓
  4. ぼんやりと夏至を過せり脹脛 佐藤鬼房【季語=夏至(夏)】
  5. 神保町に銀漢亭があったころ【第37回】朽木直

Pickup記事

  1. 【連載】俳人のホンダナ!#2 小谷由果
  2. 追ふ蝶と追はれる蝶の入れ替はる 岡田由季【季語=蝶(春)】
  3. 虫籠は死んだら次の虫が来る  北大路翼【季語=虫籠(秋)】
  4. 【書評】小島健 第4句集『山河健在』(角川書店、2020年)
  5. 雛節句一夜過ぎ早や二夜過ぎ 星野立子【季語=雛節句(春)】
PAGE TOP