雪墜

  1. 一瞬の雪墜のひかり地にとどく 真島楓葉子【季語=雪墜(冬)】

    一瞬の雪墜しづれのひかり地にとどく真島楓葉子掲句は私が忘れられない雪の句である。掲句は句集『地は秋』(昭和35年)より。石原八束の『現代俳句の幻想者たち』(昭和37年、三雲書店)には20頁に及ぶ「真…

おすすめ記事

  1. ここまでは来たよとモアイ置いていく 大川博幸
  2. 夏場所の終はるころ家建つらしい 堀下翔【季語=夏場所(夏)】
  3. 笠原小百合の「競馬的名句アルバム」【第7回】2018年 天皇賞(春)・レインボーライン
  4. すうっと蝶ふうっと吐いて解く黙禱 中村晋【季語=蝶(春)】
  5. 俳人・広渡敬雄とゆく全国・俳枕の旅【第48回】 箕面と後藤夜半

Pickup記事

  1. 雪掻きをしつつハヌカを寿ぎぬ 朗善千津【季語=雪掻(冬)】
  2. 背のファスナ一気に割るやちちろ鳴く 村山砂田男【季語=ちちろ鳴く(秋)】
  3. 【結社推薦句】コンゲツノハイク【2024年2月分】
  4. 新蕎麦や狐狗狸さんを招きては 藤原月彦【季語=新蕎麦(秋)】
  5. わが家の見えて日ねもす蝶の野良 佐藤念腹【季語=蝶(春)】
PAGE TOP