颯と

  1. 一年の颯と過ぎたる障子かな 下坂速穂【季語=障子(冬)】

    一年の颯と過ぎたる障子かな下坂速穂あれよあれよという間に十二月である。時間の感覚は奇妙なもので、今年のお正月のことを一昨日くらいのことのように鮮やかに思い出しもすれば、ひと月ちょっと前の旅行…

おすすめ記事

  1. さくら貝黙うつくしく恋しあふ 仙田洋子【季語=さくら貝(春)】
  2. 【冬の季語】冬木の芽
  3. 雲の上に綾蝶舞い雷鳴す 石牟礼道子【季語=雷鳴(夏)】
  4. 琴墜ちてくる秋天をくらりくらり 金原まさ子【季語=秋天(秋)】
  5. 【連載】加島正浩「震災俳句を読み直す」第2回

Pickup記事

  1. 神保町に銀漢亭があったころ【第12回】佐怒賀正美
  2. 【読者参加型】コンゲツノハイクを読む【2023年5 月分】
  3. 羅や人悲します恋をして鈴木真砂女【季語=羅(夏)】
  4. 水面に閉ぢ込められてゐる金魚 茅根知子【季語=金魚(夏)】
  5. 【毎日更新中!】ハイクノミカタ
PAGE TOP