黙る

  1. 底紅や黙つてあがる母の家 千葉皓史【季語=底紅(秋)】

    底紅や黙つてあがる母の家千葉皓史「母の家」だから、その家は母のものである。およそ作中の人物(子)とは別居しており、父はすでに居らず一人。そういう母を想像させる。「黙つてあがる」だから母は留守で、合鍵…

おすすめ記事

  1. 【冬の季語】寒の内
  2. 神保町に銀漢亭があったころ【第126回】坪井研治
  3. 【春の季語】鴨引く
  4. 【読者参加型】コンゲツノハイクを読む【2023年3月分】
  5. 灰神楽かと思ひきや杉花粉 天沢退二郎【季語=杉花粉(春)】

Pickup記事

  1. 冬ざれや父の時計を巻き戻し 井越芳子【季語=冬ざれ(冬)】
  2. 後鳥羽院鳥羽院萩で擲りあふ 佐藤りえ【秋の季語=萩(冬)】
  3. 湯の中にパスタのひらく花曇 森賀まり【季語=花曇(春)】
  4. 【秋の季語】十六夜
  5. 短日のかかるところにふとをりて 清崎敏郎【季語=短日(冬)】
PAGE TOP