1909年生まれ
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ぐじやぐじやのおじやなんどを朝餉とし何で残生が美しからう 齋藤史
ぐじやぐじやのおじやなんどを朝餉とし何で残生が美しからう齋藤史朝というのが寂しい。また一日が始まるのに、いや始まるからこそ、残生の、その現実のあり様が重たく思われる。いつかの角川『俳句』一月…
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美校生として征く額の花咲きぬ 加倉井秋を【季語=額の花(夏)】
美校生として征く額の花咲きぬ)加倉井秋を)ウクライナ情勢を…
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新綠を描くみどりをまぜてゐる 加倉井秋を【季語=新綠(夏)】
新綠を描くみどりをまぜてゐる)加倉井秋を)秋をは相当な秀才…
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葉桜の夜へ手を出すための窓 加倉井秋を【季語=葉桜(夏)】
葉桜の夜へ手を出すための窓)加倉井秋を)何をしていたのだろ…
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桐咲ける景色にいつも沼を感ず 加倉井秋を【季語=桐の花(夏)】
桐咲ける景色にいつも沼を感ず)加倉井秋を) 昨今、「趣味に…
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田螺容れるほどに洗面器が古りし 加倉井秋を【季語=田螺(春)】