【秋の季語】十月

【秋の季語=晩秋(10月)】十月

なんだかんだで「残暑」がつづく「九月」も終わると、気温もほどよく下がってきて、空が澄み清々しい、秋の行楽シーズンを迎える。

食欲の秋でもあり、読書の秋でもあり、芸術の秋でもある。

とはいえ、「秋雨」前線が停滞したり、前線とならないまでも気圧の谷が生まれて天気が崩れることも多い。

歴史的仮名遣いだと「じふぐわつ」。


【十月(上五)】
十月のてのひらうすく水掬ふ 岸田稚魚
十月の雨のぱらつく外野席 西原天気
十月を針の研究してゐたり 生駒大祐

【十月(中七)】
眼鏡はづして病む十月の風の中 森澄雄

【十月(下五)】


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