【春の季語】胡蝶

【春の季語=三春(2月〜4月)】胡蝶

」の異称。

「胡蝶の夢」などにも使われる言葉であるため、単に「蝶」というよりも、古典的に響く。

胡蝶蘭」は、夏の季語とされることがある。


【胡蝶(上五)】

【胡蝶(中七)】
うつくしき胡蝶のはての浮世哉 正岡子規

【胡蝶(下五)】
寄り添うて眠るでもなき胡蝶かな 太祇
あら海や風より下を飛ぶ胡蝶 正岡子規
いくさ負けて人なき城の胡蝶哉 正岡子規
のとかさや亀の背中に寝る胡蝶 正岡子規

【その他の季語と】
山焼くや胡蝶の羽のくすぶるか 正岡子規




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