【夏の季語】夏夕べ

【夏の季語=三夏(5-7月)】夏夕べ

夏の夕方のこと。「夏の暮」またが「夏の夕」とも。


【夏夕べ(上五)】
夏夕べ蝮を売つて通りけり 村上鬼城
夏夕ベ淡竹草履にはやも慣れ 宇多喜代子
夏夕ベ鹿の首のありありと 宇多喜代子
夏夕べ撫でつつ洗ふ母の足 柴田佐知子

【夏夕べ(中七)】

【夏夕べ(下五)】
峰二つあらそひ隠る夏夕ベ 原裕
死者のため蕾を選ぶ夏夕べ 森田智子
カーテンの吊具小さき夏夕べ 上田信治
鴉の死誰も想はず夏夕べ 湾夕彦

【その他の季語と】



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