【冬の季語】鳰(におどり)

鳰(かいつぶり)」の古名にちなんだ呼称。単に「にお」ともいう。

歴史的仮名遣いでは「にほどり」。

本来であれば「鳰鳥」と書くべきだが、「鳥」が重なるので「におどり」と開くことも多い。


【におどり(上五)】
鳰鳥のとほき澪へとこころざす 能村登四郎
鳰の潜く間の街暮れにけり 村上鞆彦
にほどりの影より速く潜りけり 西村麒麟

【におどり(中七)】

【におどり(下五)】

【その他の季語と】
鳰鳥の息のながさよ櫨紅葉 山口誓子


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