「パリ子育て俳句さんぽ」【10月23日配信分】

こんにちは。セクト・ポクリット管理人の堀切です。

今週もまたふらり、ふらりと、店主サチヨさんのお店〈浮かぶカフェ〉にお邪魔してます。今週は、リスとクマに囲まれた山の中からの放送! 山田うんさんはゲストに吉﨑裕哉さんを迎えての「ラジオ舞踊」です。アートラジオ〈浮かぶカフェ〉は毎週金曜日夜8時配信。

今週の放送(10月23日)では、「6週間通学→2週間バカンス」を繰り返すフランスの学校制度について。親からすると、べつに休暇をとれるわけでもないので、なかなか厄介なシステムなのだとか。そこで、フランスの各幼稚園・小学校には「Centres de loisirs(サントル・ドゥ・ロワジール)」という部門があり、バカンス中はそこが責任をもって(同じ学校の敷地で)預かってくれるということになっています。

つまり、通う学校は変わらないけれど(もちろん変えてもいい)、いつもとは違う先生たちが預かってくれる。といっても、通常の学校でアシスタントをしている先生たちが、ひきつづき働いていたりもするので、子供としてもいつも会う先生がいて、一安心。幼稚園とはちがって「義務教育の機関」ではないので、あくまで「遊ぶ」ことがメインのようですが、子供たちは楽しそう。おやつもでるし。

Youtubeでも聴くことができます。その他、Podcast、Anchor、Spotifyなどでも視聴できますよ。

今回、ご紹介している俳句は、〈芋虫の一夜の育ち恐ろしき 高野素十〉と〈一匹の芋虫にぎやかにすすむ 月野ぽぽな〉の2句です。最後には、いつものように、僕もテーマに沿った新作一句をご紹介しています。

以上、管理人からのお知らせでした。それではまた来週。

(堀切克洋)

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