堀切克洋の「パリ子育て俳句さんぽ」【ラジオ】

「パリ子育て俳句さんぽ」【10月30日配信分】

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly

こんにちは。セクト・ポクリット管理人の堀切です。

今週もふらりと、店主サチヨさんのお店〈浮かぶカフェ〉にお邪魔したら、先客は「とみさん」(桐竹紋臣さん)のみ。とみさんのおはなしは、まったりゆったり、今週も浮かびます。アートラジオ〈浮かぶカフェ〉は毎週金曜日夜8時配信。

こちとら、再ロックダウン前日のパリの書店にできた長蛇の列から声をお届け。

今週の放送(10月30日)では、配信日から、ふたたびコンフィヌモン(外出禁止令)になってしまったフランス。21時から6時までのクーヴル・フー(夜間外出禁止令)は、ほとんど効果がなかったですね。なかには、21時に集まって朝までパーティをしたりする若者もいたりで、そりゃ広まりますわな。

あ、お客さんが少なかったのをいいことに、店主サチヨさんへ、ほりきりからの(わりと真剣な)悩み相談もありますよ。

Youtubeでも聴くことができます。その他、Podcast、Anchor、Spotifyなどでも視聴できますよ。

パーティ文化・社交文化のフランス。どうしてもハロウィン前日に「外出禁止」を言い渡さなければいけなかったのも、うなずけますね。とりあえず12月1日まで、ということになっていますが、1か月で状況が安定するわけもなく(病床占有率は本日60%超、毎日数パーセントずつ上昇しているので、かなりまずいです…)、おそらくクリスマス、新年のお祝いも家族でひっそりと、« Noël chez vous, le Nouvel an chez vous! »ということになるのではないかと、想像しています。

今回、ご紹介している俳句は、書店からの放送にちなみ、「本」にかんするもの。〈かもめ来よ天金の書をひらくたび 三橋敏雄〉と〈主人公そろそろ死にさうな夜長 今井麦〉の2句です。最後には、いつものように、僕もテーマに沿った新作一句をご紹介しています。

以上、管理人からのお知らせでした。それではまた来週!

フランスのみなさま、Bon confinement!

(堀切克洋)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly

関連記事

  1. コンゲツノハイク(結社推薦句)【9月30日締切】
  2. 神保町に銀漢亭があったころ【第118回】前北かおる
  3. 【読者参加型】コンゲツノハイクを読む【2023年8月分】
  4. 【読者参加型】コンゲツノハイクを読む【2023年1月分】
  5. 【連載】新しい短歌をさがして【14】服部崇
  6. 神保町に銀漢亭があったころ【第9回】今井麦
  7. 神保町に銀漢亭があったころ【第63回】三輪初子
  8. 神保町に銀漢亭があったころ【第111回】宮澤正明

あなたへのおすすめ記事

連載記事一覧

PAGE TOP