1. 叩頭すあやめあざやかなる方へ 飯島晴子【季語=あやめ(夏)】

    叩頭すあやめあざやかなる方へ)飯島晴子 掲句の収められている『春の蔵』には〈献身やあやめをざつと見渡して〉という句もあるが、比べるとどうだろうか。 まず、上五の「叩頭」と「献身」。「献身」の…

  2. 妹の手をとり水の香の方へ 小山玄紀

    妹の手をとり水の香の方へ)小山玄紀「ねじまわし」第6号(2023)…

  3. 黒鯛のけむれる方へ漕ぎ出づる 宇多喜代子【季語=黒鯛(夏)】

    黒鯛のけむれる方へ漕ぎ出づる宇多喜代子(『宇多喜代子俳句集成』)…

  4. 動かない方も温められている 芳賀博子

    動かない方も温められている)芳賀博子『髷を切る』2018年9月…

  5. 向いてゐる方へは飛べぬばつたかな 抜井諒一【季語=飛蝗(秋)】

    向いてゐる方へは飛べぬばつたかな)抜井諒一 なりたい自分の…

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