1. 変身のさなかの蝶の目のかわき 宮崎大地【季語=蝶(春)】

    変身のさなかの蝶の目のかわき宮崎大地(「宮崎大地全句集」風の花冠文庫)高柳重信が編集長を務めた『俳句研究』で、新人発掘のために企画されたのがよく知られている「五十句競作」。で、その企画を成功・持続さ…

  2. 兎の目よりもムンクの嫉妬の目 森田智子【季語=兎(新年)】

    兎の目よりもムンクの嫉妬の目森田智子(『掌景』) 女性は嫉…

  3. 木犀や同棲二年目の畳 髙柳克弘【季語=木犀(秋)】

    木犀や同棲二年目の畳髙柳克弘(『未踏』) 「神田川」という…

  4. あつ雉子あつ人だちふ目が合うて 西野文代【季語=雉子(春)】

    あつ雉子あつ人だちふ目が合うて)西野文代)我が家の裏手には…

  5. 目つぶりて春を耳嚙む処女同志 高篤三【季語=春(春)】

    目つぶりて春を耳嚙む処女同志高篤三(川名大『現代俳句 上』)…

  6. 目薬の看板の目はどちらの目 古今亭志ん生

  7. 行く春や鳥啼き魚の目は泪 芭蕉【季語=行く春(春)】

  8. 叱られて目をつぶる猫春隣 久保田万太郎【季語=春隣(冬)】

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