走る
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葉桜の頃の電車は突つ走る 波多野爽波【季語=葉桜(夏)】
葉桜の頃の電車は突つ走る)波多野爽波『湯呑』前回は星野立子の〈電車いままつしぐらなり桐の花〉について書いたが、今回も、走る電車をモチーフとした初夏の句を取り上げたい。モチーフも季も同じなのに…
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はしりすぎとまりすぎたる蜥蜴かな 京極杞陽【季語=蜥蜴(夏)】
はしりすぎとまりすぎたる蜥蜴かな京極杞陽(きょうごく・きよう)…
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蜩やチパナスのあたり雲走る 井岡咀芳【季語=蜩(秋)】
蜩やチパナスのあたり雲走る井岡咀芳(『南洋のたび 咀芳句日記』昭和10年 …
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美しき緑走れり夏料理 星野立子【季語=夏料理(夏)】
美しき緑走れり夏料理星野立子(現代俳句協会編『昭和俳句作品年表』2014年…
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父がまづ走つてみたり風車 矢島渚男【季語=風車(春)】
父がまづ走つてみたり風車矢島渚男最近、風車(かざぐるま)を…