露草

  1. 露草を持つて銀行に入つてゆく 飯島晴子【季語=露草(秋)】

    露草を持つて銀行に入つてゆく)飯島晴子 たまたま道端で摘んだ露草を持ったまま銀行に入っていったという程度の状況ではあろうが、露草が何か銀行で必要なものであるかのような、御伽噺的な雰囲気も漂う。「露」…

  2. 言葉がわからないので笑うてわかれる露草咲いてゐる 種田山頭火【季語=露草(秋)】

    言葉がわからないので笑うてわかれる露草咲いてゐる種田山頭火(『山頭火俳句集…

  3. つゆくさをちりばめここにねむりなさい 冬野虹【季語=露草 (秋)】

    つゆくさをちりばめここにねむりなさい 冬野虹ひらがな表記が…

  4. 【秋の季語】露草/月草 ほたる草 ばうし花

    【秋の季語=初秋(8月)または中秋(9月)】露草/月草 ほたる草 ばうし花【解説】…

おすすめ記事

  1. しんじつを籠めてくれなゐ真弓の実 後藤比奈夫【季語=真弓の実(秋)】
  2. 田を植ゑるしづかな音へ出でにけり 中村草田男【季語=田植(夏)】
  3. 【春の季語】鶯
  4. 生きるの大好き冬のはじめが春に似て 池田澄子【季語=初冬(冬)】
  5. 【短期連載】茶道と俳句 井上泰至【第10回】

Pickup記事

  1. 胎動に覚め金色の冬林檎 神野紗希【季語=冬林檎(冬)】
  2. ふところに四万六千日の風 深見けん二【季語=四万六千日(夏)】
  3. 婚約とは二人で虹を見る約束 山口優夢【季語=虹(夏)】
  4. 泣きながら白鳥打てば雪がふる 松下カロ【季語=白鳥・雪(冬)】
  5. 【春の季語】蝶
PAGE TOP