「沙羅」

  1. 無方無時無距離砂漠の夜が明けて　津田清子（無季）

    無方無時無距離砂漠の夜が明けて津田清子「無方無時無距離」というのは割に硬い説明的な言い回しだが、実感から引き出された言葉なのだろう。茫漠とした砂漠に慣れてからは、方角、時間、距離の感覚は失われてしま…

トップページに戻る

おすすめ記事

  1. 神保町に銀漢亭があったころ【第83回】対馬康子
  2. 蟷螂の怒りまろびて掃かれけり 田中王城【季語＝蟷螂（秋）】
  3. でで虫の繰り出す肉に遅れをとる　飯島晴子【季語＝でで虫（夏）】
  4. 【結社推薦句】コンゲツノハイク【2022年4月分】
  5. カルーセル一曲分の夏日陰　 鳥井雪【季語＝夏日陰（夏）】

Pickup記事

  1. 【第4回】巴里居候雑記／名取里美
  2. 【秋の季語】秋分の日
  3. 倉田有希の「写真と俳句チャレンジ」【第9回】俳句LOVEと写真と俳句
  4. 軽き咳して夏葱の刻を過ぐ　飯島晴子【季語＝夏葱（夏）】
  5. 生垣や忘れ一葉を落し掃く   村尾公羽【季語＝一葉（秋）】
PAGE TOP