1. 春泥を帰りて猫の深眠り 藤嶋務【季語=春泥(春)】

    春泥を帰りて猫の深眠り藤嶋務マンハッタンに住んで30年ほどになるが、猫を見るのは訪ねた家の飼い猫だけで、野良猫は全くといっていいほど見たことがないことに気がついた。日本では、住まいの近くに猫のたまり…

  2. いつまでも狐の檻に襟を立て 小泉洋一【季語=狐(冬)】

    いつまでも狐の檻に襟を立て小泉洋一みなさん、今日は金曜日、…

  3. ソーダ水方程式を濡らしけり 小川軽舟【季語=ソーダ水(夏)】

    ソーダ水方程式を濡らしけり小川軽舟俳句は省略だとよくいわれ…

  4. ひきだしに海を映さぬサングラス 神野紗希【季語=サングラス(夏)】

    ひきだしに海を映さぬサングラス神野紗希これから海に「行く」…

おすすめ記事

  1. 【秋の季語】白式部
  2. つちふるや自動音声あかるくて 神楽坂リンダ【季語=霾(春)】
  3. 水面に閉ぢ込められてゐる金魚 茅根知子【季語=金魚(夏)】
  4. 新婚のすべて未知数メロン切る 品川鈴子【季語=メロン(夏)】
  5. 【夏の季語】夏の果/夏果つ 夏終る 夏行く 行夏 夏逝く 夏惜しむ

Pickup記事

  1. 葛の花こぼれやすくて親匿され 飯島晴子【季語=葛の花(秋)】
  2. 俳人・広渡敬雄とゆく全国・俳枕の旅【第20回】遠賀川と野見山朱鳥
  3. 【連載】俳人のホンダナ!#7 矢野玲奈
  4. せんそうのもうもどれない蟬の穴 豊里友行【季語=父の日(夏)】
  5. 【第3回】墓参り吟行/ローゼン千津
PAGE TOP