千葉皓史
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冬の水突つつく指を映しけり 千葉皓史【季語=冬の水(冬)】
冬の水突つつく指を映しけり千葉皓史 先に待ち合わせ場所に来ている友人の背後から「わっ!」と言ってびっくりさせようとそっと近づく。しかしその姿はガラス戸にすべて映っていてバレていた。今回とりあげた句か…
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大揺れのもののおもてを蟻の道 千葉皓史【季語=蟻(夏)】
大揺れのもののおもてを蟻の道千葉皓史(『句集 家族』)先週…
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底紅や黙つてあがる母の家 千葉皓史【季語=底紅(秋)】
底紅や黙つてあがる母の家千葉皓史「母の家」だから、その家は…