1. お障子の人見硝子や涅槃寺 河野静雲【季語=涅槃寺(春)】

    お障子の人見硝子や涅槃寺河野静雲(こうの・せいうん)みるみるあたたかくなるこの頃に体も頭もついていかない。そんなときは、旅の本と着物の本と海外探偵ものに戻る。とはいっても、多少は買い物欲の出…

  2. 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 正岡子規【季語=柿(秋)】

    柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺)正岡子規本を読んでいると、気に…

  3. 金閣をにらむ裸の翁かな 大木あまり【季語=裸(夏)】

    金閣をにらむ裸の翁かな大木あまり連日30℃超えと暑さが厳し…

おすすめ記事

  1. 詠みし句のそれぞれ蝶と化しにけり 久保田万太郎【季語=蝶(春)】
  2. エリックのばかばかばかと桜降る 太田うさぎ【季語=桜(春)】
  3. 昼顔のあれは途方に暮るる色 飯島晴子【季語=昼顔(夏)】
  4. 【冬の季語】冬立つ
  5. 【春の季語】旧正

Pickup記事

  1. 麺麭摂るや夏めく卓の花蔬菜 飯田蛇笏【季語=夏めく(夏)】
  2. 【冬の季語】蓮根掘
  3. 蜩や久しぶりなる井の頭      柏崎夢香【季語=蜩(秋)】
  4. 秋の餅しろたへの肌ならべけり 室生犀星【季語=秋の餅(秋)】
  5. パンクスに両親のゐる春炬燵 五十嵐筝曲【季語=春炬燵(春)】
PAGE TOP