当てる

  1. 黒揚羽に当てられてゐる軀かな 飯島晴子【季語=黒揚羽(夏)】

    黒揚羽に当てられてゐる軀(からだ)かな)飯島晴子 一見、大きな黒揚羽が勢いよくぶつかってくるような状況を思うし、黒揚羽の肉厚な身が想像される。しかし、よく考えてみると、それにしては「当てられてゐる」…

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