永山智郎

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    おそろしき一直線の彼方かな)畠山弘現代俳句協会編 『昭和俳句作品年表 戦後篇 昭和21年~45年』東京堂出版、2017年、123頁[昭和26年の部より])掲句、句材の単純さにおいてはなかなかに類を見…

  2. 片蔭の死角から攻め落としけり 兒玉鈴音【季語=片蔭(夏)】

    片蔭の死角から攻め落としけり)兒玉鈴音『第24回俳句甲子園公式作品集』(2…

  3. 復讐の馬乗りの僕嗤っていた 福田若之

    復讐の馬乗りの僕嗤っていた)福田若之句集『自生地』(東京四季出版、2017…

  4. 年玉受く何も握れぬ手でありしが 髙柳克弘【季語=年玉(新年)】

    年玉受く何も握れぬ手でありしが)髙柳克弘(『俳壇』2022年1月号))…

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