無方

  1. 無方無時無距離砂漠の夜が明けて 津田清子(無季)

    無方無時無距離砂漠の夜が明けて津田清子「無方無時無距離」というのは割に硬い説明的な言い回しだが、実感から引き出された言葉なのだろう。茫漠とした砂漠に慣れてからは、方角、時間、距離の感覚は失われてしま…

おすすめ記事

  1. 叱られて目をつぶる猫春隣 久保田万太郎【季語=春隣(冬)】
  2. どの絵にも前のめりして秋の人 藤本夕衣【季語=秋(秋)】
  3. 【#26-2】愛媛県南予地方と宇和島の牛鬼(2)
  4. この出遭ひこそクリスマスプレゼント 稲畑汀子【季語=クリスマス(冬)】
  5. タワーマンションのロック四重や鳥雲に 鶴見澄子【季語=鳥雲に(春)】

Pickup記事

  1. ゆる俳句ラジオ「鴨と尺蠖」【第5回】
  2. 神保町に銀漢亭があったころ【第103回】中島三紀
  3. つばめつばめ泥が好きなる燕かな 細見綾子【季語=燕(春)】
  4. 【冬の季語】夕霧忌
  5. 大風の春葱畠真直来よ 飯島晴子【季語=春葱(春)】
PAGE TOP