能城檀

  1. 印刷工枯野に風を増刷す 能城檀【季語=枯野(冬)】

    印刷工枯野に風を増刷す能城檀この句に目が留まったのは、二十代の頃、印刷工として働いていた記憶が呼び起こされたからだろう。もう30年も前のことだが、最大でA3までしか印刷できない小さなオフセット印刷機…

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