藤松遊子

  1. 芽柳の傘擦る音の一寸の間 藤松遊子【季語=芽柳(春)】

    芽柳の傘擦る音の一寸の間藤松遊子(ふじまつゆうし)せっかちな東京の桜は早くも散り始めて、緊急事態も解除されて、年度も切り替わって、移り気なひとたちはもう別のことへ目が向き始めているようだ。で…

おすすめ記事

  1. 【クラファン目標達成記念!】神保町に銀漢亭があったころリターンズ【1】/高部務(作家)
  2. 花散るや金輪際のそこひまで 池田瑠那【季語=花散る(春)】
  3. 左義長のまた一ところ始まりぬ 三木【季語=左義長(新年)】
  4. 【冬の季語】蒲団干す(布団干す)
  5. 生きのよき魚つめたし花蘇芳 津川絵理子【季語=花蘇芳(春)】

Pickup記事

  1. 凍る夜の大姿見は灯を映す 一力五郎【季語=凍る(冬)】
  2. 三月の旅の支度にパスポート 千原草之【季語=三月(春)】
  3. 月かげにみな美しき庭のもの 稲畑汀子【季語=月影(秋)】
  4. 毛帽子をかなぐりすててのゝしれる     三木朱城【季語=毛帽子(冬)】
  5. 俳人・広渡敬雄とゆく全国・俳枕の旅【第53回】 秋篠寺と稲畑汀子
PAGE TOP