逃れる

  1. 流しさうめん池田澄子を逃れくる 水内慶太【季語=冷素麺(夏)】

    流しさうめん池田澄子を逃れくる水内慶太きっと夏の俳句大会か何かの余興で、池田澄子といっしょに「流しさうめん」を食べる機会があったのだろう。もちろん内容としても面白いのだが、よくよく句のなかで考えてみ…

おすすめ記事

  1. 趣味と写真と、ときどき俳句と【#08】書きものとガムラン
  2. こほろぎや女の髪の闇あたたか 竹岡一郎【季語=蟋蟀(秋)】
  3. きりん老ゆ日本のうろこ雲食べて 松尾隆信【季語=うろこ雲(秋)】
  4. 銀河系のとある酒場のヒヤシンス 橋 閒石【季語=ヒヤシンス(春)】
  5. 赤き茸礼讃しては蹴る女 八木三日女【季語=茸(秋)】

Pickup記事

  1. 藍を着古し/棚田の/父祖の/翳となる 上田玄
  2. 一燈を消し名月に対しけり 林翔【季語=名月(秋)】
  3. 橘や蒼きうるふの二月尽 三橋敏雄【季語=二月尽(春)】
  4. 俳人・広渡敬雄とゆく全国・俳枕の旅【第21回】玄界灘と伊藤通明
  5. ミシン台並びやすめり針供養 石田波郷【季語=針供養(春)】
PAGE TOP