【秋の季語】栗飯

【秋の季語=晩秋(10月)】栗飯

」をごはんにまぜて炊いたもの。「栗ごはん」「栗の飯」とも。


【栗飯(上五)】
栗めしや根来法師の五器折敷 蕪村
栗飯や目黒の茶屋の発句会 正岡子規
栗飯や水上泊りの二三日 松瀬青々
栗飯や人の吉凶入りみだれ 日野草城
栗飯を子が食ひ散らす散らさせよ 石川桂郎
栗飯のときの大きな茶碗かな 米田清文
栗飯に黄金の栗を掘り当てる  福島勲
栗飯に栗の形の残りけり 小野あらた

【栗飯(中七)】
亡き母の栗飯の味伝へねば 吉田八重子
先づ栗を避けて栗飯食べ始む 稲畑廣太郎

【栗飯(下五)】

【ほかの季語と】


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