【秋の季語】流れ星


【秋の季語=三秋(8〜10月)】流れ星

宇宙空間にある直径1ミリメートルから数センチメートル程度の塵が、地球の大気に飛び込んできて大気と激しく衝突し、高温になって塵が気化しながら、大気や気化したチリの成分が光を放つ現象のこと。漢語的に「流星」ともいわれる。


【流れ星(上五)】
流れ星悲しと言ひし女かな 高濱虚子
流れ星わかれて立山と後立山 阿波野青畝
流れ星岸辺の牛を思慕しつゝ 攝津幸彦
流れ星我より我の脱け落つる 多田智満子
流れ星恋は瞬時の愚なりけり 富士眞奈美
流れ星ヨットパーカーあふられて 対中いずみ
流れ星贈らんと連れ出しにけり 望月周
流れ星まぶたを閉ぢて歯を磨く 西原天気
流れ星いつか石油になる私 小林鮎美

【流れ星(中七)】

【流れ星(下五)】
大空の青艶(えん)にして流れ星 高濱虚子
銀座ママ出勤流れ星流れ星 鈴木真砂女
さそり座の尾の一げきに流れ星 村上克美
来るこない来る三つ目の流れ星 鷹羽狩行
そのあとはかぞへるを止め流れ星 鷹羽狩行
恋人は見ざりしといふ流れ星 遠藤若狭男
ポストまで歩いてゆけば流れ星 太田うさぎ
人形のまつげのかたさ流れ星 神野紗希

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