佐藤鬼房

  1. 毛皮はぐ日中桜満開に 佐藤鬼房【季語=桜(春)】

    毛皮はぐ日中桜満開に佐藤鬼房日中に桜が満開になったという出来事には、ややファンタジックな印象がある。景はかなり鮮やか。満開の桜の中で毛皮を剥ぐ。剥がれる肉も時おり音を立てて、鮮明な赤なのだろう。…

  2. みちのくに生まれて老いて萩を愛づ  佐藤鬼房【季語=萩(秋)】

    みちのくに生まれて老いて萩を愛づ佐藤鬼房(『幻夢』2004年)…

  3. 暑き夜の惡魔が頤をはづしゐる 佐藤鬼房【季語=暑し(夏)】

    暑き夜の惡魔が頤をはづしゐる佐藤鬼房梅雨明けこのかた連日の…

  4. ぼんやりと夏至を過せり脹脛 佐藤鬼房【季語=夏至(夏)】

    ぼんやりと夏至を過せり脹脛(ふくらはぎ)佐藤鬼房〈夏至〉を…

  5. 俳人・広渡敬雄とゆく全国・俳枕の旅【第18回】塩竈と佐藤鬼房

    【第18回】塩竈と佐藤鬼房広渡敬雄(「沖」「塔の会」)塩竈市は古くから、松…

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