八木三日女

  1. 銀座明るし針の踵で歩かねば 八木三日女

    銀座明るし針の踵で歩かねば八木三日女(『赤い地図』昭和38年)銀座は不思議な街である。デパートやブティックの賑わう日中、日本有数の歓楽街と化す深更。どこか静謐な雰囲気の漂う明け方と、めまぐるしく姿を…

  2. スタールビー海溝を曳く琴騒の 八木三日女

    スタールビー海溝を曳く琴騒の八木三日女(「Unicorn」創刊号 昭和43…

  3. 赤き茸礼讃しては蹴る女 八木三日女【季語=茸(秋)】

    赤き茸礼讃しては蹴る女八木三日女(『紅茸』)赤い茸は毒があ…

おすすめ記事

  1. 【春の季語】初桜
  2. 月光にいのち死にゆくひとと寝る 橋本多佳子【季語=月光(秋)】
  3. 雨月なり後部座席に人眠らせ 榮猿丸【季語=雨月(秋)】
  4. 枯芦の沈む沈むと喚びをり 柿本多映【季語=枯芦(冬)】
  5. 詩に瘦せて二月渚をゆくはわたし 三橋鷹女【季語=二月(春)】

Pickup記事

  1. 夕飯よけふは昼寝をせぬままに 木村定生【季語=昼寝(夏)】
  2. 波冴ゆる流木立たん立たんとす 山口草堂【季語=冴ゆ(冬)】
  3. 【秋の季語】赤い羽根
  4. 飯蛸に昼の花火がぽんぽんと 大野朱香【季語=飯蛸(春)】
  5. 落椿とはとつぜんに華やげる 稲畑汀子【季語=落椿(春)】
PAGE TOP