燃える

  1. 妹に告げきて燃える海泳ぐ 郡山淳一

    妹に告げきて燃える海泳ぐ郡山淳一(『半獣神』(『俳句研究』昭和48年11月号内 第一回「五十句競作」応募作))「燃える海」を比喩と読むのは容易だが、この句には燃え盛る水面を眼前に表出させる重みがある…

  2. いつせいに柱の燃ゆる都かな 三橋敏雄

    いつせいに柱の燃ゆる都かな三橋敏雄 12月最初のハイクノミ…

  3. 晴れ曇りおほよそ曇りつつじ燃ゆ 篠田悌二郎【季語=躑躅(春)】

    晴れ曇りおほよそ曇りつつじ燃ゆ篠田悌二郎 今週、軽井沢へ仕…

  4. 寝化粧の鏡にポインセチア燃ゆ 小路智壽子【季語=ポインセチア(冬)】

    寝化粧の鏡にポインセチア燃ゆ小路智壽子(『絵屏風』) 寝化…

  5. 梅雨の日の烈しくさせば罌粟は燃ゆ 篠田悌二郎【季語=梅雨・罌粟(夏)】

    梅雨の日の烈しくさせば罌粟は燃ゆ篠田悌二郎(『連作俳句集』昭和9年)…

おすすめ記事

  1. 「パリ子育て俳句さんぽ」【10月29日配信分】
  2. 【秋の季語】団栗
  3. 仲秋の金蠅にしてパッと散る 波多野爽波【季語=仲秋(秋)】
  4. かき冰青白赤や混ぜれば黎 堀田季何【季語=かき氷(夏)】
  5. もし呼んでよいなら桐の花を呼ぶ 高梨章【季語=桐の花(夏)】

Pickup記事

  1. シゴハイ【第1回】平山雄一(音楽評論家)
  2. 【春の季語】魚氷に上る
  3. 牡蠣舟やレストーランの灯をかぶり      大岡龍男【季語=牡蠣舟(冬)】
  4. 【新連載】「ゆれたことば」#1「瓦礫」千倉由穂
  5. 【春の季語】霞
PAGE TOP