こしらえる

  1. 肉声をこしらへてゐる秋の隕石　飯島晴子【季語＝秋（秋）】

    肉声をこしらへてゐる秋の隕石)飯島晴子肉声をこしらえながら地に向かってゆく隕石にも思えるし、地に落ちてから肉声をこしらえている隕石にも思える。前者の場合はごく短い時間、後者の場合はごく長い時間だ。「…

トップページに戻る

おすすめ記事

  1. 【夏の季語】バナナ
  2. 【夏の季語】新緑／緑さす　緑夜
  3. 【結社推薦句】コンゲツノハイク【2021年8月分】
  4. 紀元前二〇二年の虞美人草　水津達大【季語＝虞美人草（春）】
  5. 人のかほ描かれてゐたる巣箱かな　藤原暢子【季語＝巣箱（春）】　

Pickup記事

  1. セーターを脱いだかたちがすでに負け 岡野泰輔【季語＝セーター（冬）】
  2. 「十六夜ネ」といった女と別れけり　永六輔【季語＝十六夜（秋）】
  3. 「野崎海芋のたべる歳時記」わが家のクスクス
  4. わが腕は翼風花抱き受け　世古諏訪【季語＝風花（冬）】
  5. 【秋の季語】銀漢
PAGE TOP