して

  1. 藁の栓してみちのくの濁酒 山口青邨【季語=濁酒(秋)】

    藁の栓してみちのくの濁酒)山口青邨「濁り酒」とは米、米麹、水を発酵させ、醪を粗い布で濾したものである。またまったく醪を濾さないのが「どぶろく」。「濁り酒」は濾しているので酒税法では清酒に区分され、「…

  2. 恋ともちがふ紅葉の岸をともにして 飯島晴子【季語=紅葉(秋)】

    恋ともちがふ紅葉の岸をともにして飯島晴子(『八頭』)男女間…

  3. どの絵にも前のめりして秋の人 藤本夕衣【季語=秋(秋)】

    どの絵にも前のめりして秋の人藤本夕衣東京都現代美術館で開催…

  4. 日まはりは鬼の顔して並びゐる 星野麦人【季語=向日葵(夏)】

    日まはりは鬼の顔して並びゐる星野麦人(「俳句年鑑」1944年日本文学報国会…

  5. 水鏡してあぢさゐのけふの色 上田五千石【季語=あぢさゐ(夏)】

    水鏡してあぢさゐのけふの色 上田五千石紫陽花の花が色づき始…

  6. 胴ぶるひして立春の犬となる 鈴木石夫【季語=立春(春)】

おすすめ記事

  1. 鍋物に火のまはり来し時雨かな 鈴木真砂女【季語=時雨(冬)】
  2. さまざまの事おもひ出す桜かな 松尾芭蕉【季語=桜(春)】
  3. 秋鯖や上司罵るために酔ふ 草間時彦【季語=秋鯖(秋)】
  4. 俳句おじさん雑談系ポッドキャスト「ほぼ週刊青木堀切」【#4】
  5. 【夏の季語】小満

Pickup記事

  1. ひと魂でゆく気散じや夏の原 葛飾北斎【季語=夏の原(夏)】
  2. ラガーらの目に一瞬の空戻る 阪西敦子【季語=ラガー(冬)】
  3. 立春の零下二十度の吐息 三品吏紀【季語=立春(春)】 
  4. 春を待つこころに鳥がゐて動く 八田木枯【季語=春を待つ(冬)】
  5. 【春の季語】木の根明く
PAGE TOP