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針供養といふことをしてそと遊ぶ 後藤夜半【季語=針供養(春)】
針供養といふことをしてそと遊ぶ後藤夜半 外出するときにその理由を言い出しづらい時がある。若かりしころは、彼女と出かける、今であれば、パチンコに行く、馬券を買いに行く、いっぱい飲みに行く、そんなときに…
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くしゃみしてポラリス逃す銀河売り 市川桜子【季語=くしゃみ(冬)】
くしゃみしてポラリス逃す銀河売り市川桜子口語俳句の仲間の句…
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真っ白な息して君は今日も耳栓が抜けないと言う 福田若之【季語=真っ白な息(冬)】
真っ白な息して君は今日も耳栓が抜けないと言う福田若之明日1…
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クリスマス「君と結婚していたら」 堀井春一郎【季語=クリスマス(冬)】
クリスマス「君と結婚していたら」堀井春一郎(『堀井春一郎全句集 曳白』)…
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日記買ふよく働いて肥満して 西川火尖【季語=日記買ふ(冬)】
日記買ふよく働いて肥満して西川火尖日本に住んでいて良かった…
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若き日の映画も見たりして二日 大牧広【季語=二日(新年)】
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腕まくりして女房のかき氷 柳家小三治【季語=かき氷(夏)】
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軽き咳して夏葱の刻を過ぐ 飯島晴子【季語=夏葱(夏)】
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厚餡割ればシクと音して雲の峰 中村草田男【季語=雲の峰(夏)】
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告げざる愛地にこぼしつつ泉汲む 恩田侑布子【季語=泳ぐ(夏)】
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愛されずして沖遠く泳ぐなり 藤田湘子【季語=泳ぐ(夏)】
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嚔して酒のあらかたこぼれたる 岸本葉子【季語=嚔(冬)】