吉田林檎
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コスモスや泣きたくなつたので笑ふ 吉田林檎【季語=コスモス(秋)】
コスモスや泣きたくなつたので笑ふ吉田林檎 山口百恵の曲「秋桜(コスモス)」は嫁ぐ娘が母を想う歌である。大まかなストーリーはこんな感じである。母は縁側でアルバムを開き、娘の幼い日々を思い出す。そして娘…
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笠原小百合の「競馬的名句アルバム」【第6回】2018年フェブラリーステークス・ノンコノユメ
【第6回】母の名を継ぐ者(2018年フェブラリーステークス・ノンコノユメ)…
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胎動に覚め金色の冬林檎 神野紗希【季語=冬林檎(冬)】
胎動に覚め金色の冬林檎)神野紗希)(『すみれそよぐ』所収)…
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呼吸するごとく雪降るヘルシンキ 細谷喨々【季語=雪(冬)】
呼吸するごとく雪降るヘルシンキ)細谷喨々)(『父の夜食』所収)…
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嚔して酒のあらかたこぼれたる 岸本葉子【季語=嚔(冬)】
嚔して酒のあらかたこぼれたる)岸本葉子)(『つちふる』所収)…
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水底に届かぬ雪の白さかな 蜂谷一人【季語=雪(冬)】
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【書評】吉田林檎『スカラ座』(ふらんす堂、2019年)