底紅

  1. 底紅や黙つてあがる母の家　千葉皓史【季語＝底紅（秋）】

    底紅や黙つてあがる母の家千葉皓史「母の家」だから、その家は母のものである。およそ作中の人物（子）とは別居しており、父はすでに居らず一人。そういう母を想像させる。「黙つてあがる」だから母は留守で、合鍵…

トップページに戻る

おすすめ記事

  1. 木琴のきこゆる風も罌粟畠　岩田潔【季語＝罌粟（夏）】
  2. 【秋の季語】星月夜
  3. この人のうしろおびただしき螢　飯島晴子【季語＝蛍（夏）】
  4. 象潟や蕎麦にたつぷり菊の花　守屋明俊【季語＝菊（秋）】
  5. 春の夜のエプロンをとるしぐさ哉　小沢昭一【季語＝春の夜（春）】

Pickup記事

  1. 【結社推薦句】コンゲツノハイク【2021年3月分】
  2. 休みの日晝まで霜を見てゐたり　永田耕衣【季語＝霜（冬）】
  3. 餅花のさきの折鶴ふと廻る　篠原梵【季語＝餅花（新年）】
  4. 神保町に銀漢亭があったころ【第60回】片山一行
  5. へたな字で書く瀞芋を農家売る　阿波野青畝【季語＝山芋（秋）】
PAGE TOP