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  1. 人のかほ描かれてゐたる巣箱かな 藤原暢子【季語=巣箱(春)】 

    人のかほ描かれてゐたる巣箱かな)(藤原暢子藤原暢子さんの第二句集『息の』(文學の森)より。巣箱というのはよく考えると不思議なものだ。人の手によって作られた巣箱が樹木にとりつけられ、野性の鳥の…

  2. 新綠を描くみどりをまぜてゐる 加倉井秋を【季語=新綠(夏)】

    新綠を描くみどりをまぜてゐる)加倉井秋を)秋をは相当な秀才…

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