1. 雁かへる方や白鷺城かたむく 萩原麦草【季語=雁帰る(春)】

    雁かへる方や白鷺城かたむく萩原麦草3月最後の金曜日である。今週は兵庫県姫路市に来ているが、生憎の冷たい雨である。気温は12℃ぐらいだが、もっと肌寒く感じる。桜の開花ももう少し先のようである。…

  2. 百合のある方と狐のゐる方と 小山玄紀

    百合のある方と狐のゐる方と小山玄紀最終回なので、書きたいこ…

  3. 叩頭すあやめあざやかなる方へ 飯島晴子【季語=あやめ(夏)】

    叩頭すあやめあざやかなる方へ)飯島晴子 掲句の収められてい…

  4. 妹の手をとり水の香の方へ 小山玄紀

    妹の手をとり水の香の方へ)小山玄紀「ねじまわし」第6号(2023)…

  5. 黒鯛のけむれる方へ漕ぎ出づる 宇多喜代子【季語=黒鯛(夏)】

    黒鯛のけむれる方へ漕ぎ出づる宇多喜代子(『宇多喜代子俳句集成』)…

  6. 動かない方も温められている 芳賀博子

  7. 向いてゐる方へは飛べぬばつたかな 抜井諒一【季語=飛蝗(秋)】

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