1. 昼の虫手紙はみんな恋に似て 細川加賀【季語=昼の虫(秋)】

    昼の虫手紙はみんな恋に似て細川加賀(『細川加賀全句集』) 俳人は手紙が好きである。句集の礼状をメールで送るのは無礼だと言われていたのは20年前。通信手段が発達した現在もまだ、手紙をしたためる方が多い…

  2. ひるすぎの小屋を壊せばみなすすき 安井浩司【季語=すすき(秋)】

    ひるすぎの小屋を壊せばみなすすき安井浩司小屋はバラックのよ…

  3. 内装がしばらく見えて昼の火事 岡野泰輔【季語=火事(冬)】

    内装がしばらく見えて昼の火事)岡野泰輔(句集「なめらかな世界の肉」(201…

  4. 休みの日晝まで霜を見てゐたり 永田耕衣【季語=霜(冬)】

    休みの日晝まで霜を見てゐたり永田耕衣畳にごろんと寝転んで、…

  5. 昼ごろより時の感じ既に無くなりて樹立のなかに歩みをとどむ 佐藤佐太郎

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  6. 男欲し昼の蛍の掌に匂ふ 小坂順子【季語=蛍(夏)】

  7. 飯蛸に昼の花火がぽんぽんと 大野朱香【季語=飯蛸(春)】

  8. 昼顔の見えるひるすぎぽるとがる 加藤郁乎【季語=昼顔(夏)】

  9. シャワー浴ぶくちびる汚れたる昼は 櫂未知子【季語=シャワー(夏)】

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