松尾清隆

  1. おとつさんこんなに花がちつてるよ 正岡子規【季語=花散る(春)】

    おとつさんこんなに花がちつてるよ)正岡子規)季語は「花散る」。散っているのはもちろん桜の花である。講談社版『子規全集』では明治二十五年作の抹消句として掲載されている。同全集の「解題」には「これらの抹…

  2. 蛤の吐いたやうなる港かな 正岡子規【季語=蛤(春)】

    蛤の吐いたやうなる港かな)正岡子規)季語は「蛤」なのか蜃気…

  3. 春や昔十五万石の城下哉 正岡子規【季語=春(春)】

    春や昔十五万石の城下哉)正岡子規)季語は「春」。『寒山落木…

  4. 菜の花やはつとあかるき町はつれ 正岡子規【季語=菜の花(春)】

    菜の花やはつとあかるき町はつれ)正岡子規)季語は「菜の花」…

  5. 死はいやぞ其きさらぎの二日灸 正岡子規【季語=二日灸(春)】

    死はいやぞ其きさらぎの二日灸)正岡子規)下五が春の季語。こ…

  6. 神保町に銀漢亭があったころ【第48回】松尾清隆

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