1. 春星や言葉の棘はぬけがたし 野見山朱鳥【季語=春星(春)】

    春星や言葉の棘はぬけがたし)野見山朱鳥) 怪我の多い生涯を送ってきました。 これはご存じ『人間失格』(太宰治)のパロディでありおふざけですが、冗談を抜きにしても私は生まれてこのかた怪我ばかり…

おすすめ記事

  1. 「野崎海芋のたべる歳時記」カスレ
  2. 俳人・広渡敬雄とゆく全国・俳枕の旅【第24回】近江と森澄雄
  3. 鎌倉を驚かしたる余寒あり 高濱虚子【季語=余寒(春)】
  4. 紅梅や凍えたる手のおきどころ 竹久夢二【季語=紅梅(春)】
  5. 【結社推薦句】コンゲツノハイク【2021年12月分】

Pickup記事

  1. 葛の花来るなと言つたではないか 飯島晴子【季語=葛の花(秋)】
  2. 【夏の季語】夏至
  3. ともかくもくはへし煙草懐手 木下夕爾【季語=懐手(冬)】
  4. つきの光に花梨が青く垂れてゐる。ずるいなあ先に時が満ちてて 岡井隆
  5. 天高し深海の底は永久に闇 中野三允【季語=天高し(秋)】
PAGE TOP